ブラジル産「サントス No.2 17/18」とは?
カフェやコーヒー屋でよく見る銘柄「ブラジル サントス No.2」。
ただ、「ブラジルは分かるけど、『サントス』って何?」「なんでNo.1じゃなくて、No.2なの?」といった疑問があるかもしれません。
今回は、「サントス No.2 17/18」について詳しく解説します。
この記事を読めば、「サントス No.2 17/18」について理解が深まり、コーヒーにちょっぴり詳しくなれます。
目次
ブラジル産「サントス No.2 17/18」とは?
カフェやコーヒー屋で以下の表記を見るかもしれません。
もしくは、「ブラジル サントス No.2 17」かもしれませんし、「ブラジル サントス No.2 18」かもしれません。
とにかく、【ブラジル+サントス+No.2+数字】という並びです。
この銘柄名の各要素には、以下のような意味合いがあります。
つまり、「ブラジル サントス No.2 17/18」は、ブラジルのサントスという場所から出荷されるNo.2の豆で、大きさは17と18ですよということです。
ちなみに、スクリーンサイズは20が最大なので、17/18はかなり大粒だといえます。
ブラジル産コーヒーのグレード「No.2」が最高級なワケ
ブラジル産のコーヒーでは、No.2が最高級です。
「いや、No.2なんだから2番目でしょ。」と思われるかもしれませんが、これにはとある理由があります。
ブラジル産コーヒー豆のグレードの基準は、以下の要素だからです。
欠点豆・異物が0ということは、基本的にはありえません。
だからブラジルはあえてNo.1の等級を設けず、No.2を最高級としているのです。
ちなみにNo.2の欠点豆・異物混入率は、300g中4点までと決められています。
300gというと、だいたいコーヒー30杯分です。
そのうち4個しか欠点豆等がないと考えると、品質の良さがうかがえます。
ブラジル産「サントス No.2 17/18」の味わい
「サントス No.2 17/18」の味わいは、一言でいえば「クセがない」です。
苦味と酸味のバランスがよく、コーヒーらしい香ばしさがあります。
どちらかというと苦味寄りの傾向で、中深煎り以上で特徴が出やすいです。
そのため、以下の飲み方がおすすめです。
ブラジル産「サントス No.2」は、昔から日本人に愛されてきたコーヒーです。
コーヒー好きであれば間違いなく、おいしく飲めるでしょう。
まとめ:ブラジル産「サントス No.2 17/18」
今回は、ブラジル産「サントス No.2 17/18」について詳しく解説しました。
本記事の要点は、以下のとおりです。
コーヒーの種類名には、こういった様々な意味が隠されています。
少し詳しく知ってみると、コーヒーがもっと楽しくなりますよ。
ブラジル産コーヒーの種類については、こちらを参考にしてください。
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